那覇で開催された第19回日本サンゴ礁学会に参加してきました。
参加メンバーは、天野くん、相澤くん、出浦くん、私です。
この大会には私はほぼ毎年参加しています。
天野くんは『サンゴ、海草および海藻の代謝応答のモデル化』というタイトルで、
出浦くんは『飼育実験によるサンゴ群体の有機物動態の解明』というタイトルで、
主に瀬底での飼育実験の結果についてポスター発表を行いました。
相澤くんは『海流モデルを用いたオニヒトデの島嶼間コネクティビティーの解明』というタイトルでポスター発表を行いました。これは、regional scale でのオニヒトデの幼生分散を 、全球海洋モデルHYCOMの海流の再解析プロダクトを用いてラグランジュ的に幼生に見立てた粒子の軌跡を追跡するparticle tracking という数値計算手法によって島嶼間のコネクティビティーを明らかにしようという研究です。
みんなポスターの完成がギリギリで大丈夫かと心配しましたが、何とか良い発表が出来た様でよかったです。
ちなみに私は、『オニヒトデ大発生のメカニズム解明および予測のための陸域―海域―生態系統合モデルシステム』というタイトルで、昨年度に終了した環境省推進費のプロジェクトの成果について口頭発表し、
若手会の自由集会で『サンゴ礁生態系のモデリングと数値シミュレーション』というタイトルで口頭発表を行いました。(が、両方写真を撮るのを忘れた、、、。)
なお、来年度の第20回大会は、11/23~11/26に東工大で開催されます。ご興味のある方はぜひご参加ください!
中村