こんにちは、新M1の山田です!
2月下旬から3月上旬にかけて、マングローブ林の沿岸生態系応答モデル開発のためのデータを集めるべく、フィリピン・パナイ島、北西沿岸域のKII-Ecoparkで調査してきました!今回はその報告をさせていただきます(^O^)
灘岡先生が代表を務めている、“Comprehensive Assessment and Conservation of Blue CARbon Ecosystem and their Services in the Coral Triangle”、略して“BlueCARES”というSATREPSプロジェクト。
今回の調査はこのプロジェクトの一環で、去年の夏以来の調査でした。
主な調査地はKII-Ecoparkという非常に多くの種類のマングローブ林が生息している自然公園です。
調査その①~KII-Ecopark~
こちらが今回のメイン調査地・KII-Ecopark。
KII-Ecoparkではプロジェクト班ごとにドローンを用いた航空画像の取得や24時間採水、センサーの設置やマングローブ林内の堆積物のサンプリングなどを分担して行ったのですが、私が参加したグループでは、主に林内のカメラ観測や水質観測器の設置、採水を行いました。
カメラ・センサーの設置個所を探しているところ。ボートで移動することもあれば歩いて探すことも。フィリピンはかなり暑いですがマングローブ林に浸かるとちょうどいいぐらいです。
続いてカメラ設置の様子。カメラで水上の葉の流れを捉えます。
調査その②~視察~
調査の中盤~後半では主に、Batan湾、Bakhawan Eco-Parkの視察、Bancal湾の調査をしてきました。
こんな感じの船に乗って視察ポイントまで移動します。
Bancal湾内での水質調査の様子。
Batan湾での打ち合わせの様子。
(左)いかにもって感じのマングローブの木々。(右)左足がぬかるみにハマった同期。
Philippines大学の調査メンバーがドローンを飛ばす様子を見せてくれました。かっちょいい・・・
そして最終日にはPhilippines大学で先生方・吉開さんが今回の調査報告を。
また、報告会でフィリピン大の方が今回の調査を動画にまとめたものを流してくださいました(多分これを見るのが調査概要を知るには一番手っ取り早いです笑)。
その動画がこちら↓↓
なんだこれめちゃくちゃかっこいい・・・
個人的には初めての海外調査・マングローブ調査だったため、知らないことだらけでとても勉強になる調査でした。
今日から4月。気持ち新たに頑張っていきたいと思います(^O^)
文責:山田