石垣島の白保サンゴ礁海域や陸域に水温計や水位計、波高計、流速計など、様々な測器を設置して長期モニタリングを続けているのですが、その測器たちのメンテナンス作業+定期採水作業のために石垣島に行ってきました。メンバーは、灘岡研のLoricさん、Ratinoさん、北沢くん、江川くん、私です。定期的に訪れるこの『定期メンテ』作業は、学生に恐れられているものの一つです(笑)。
なぜ恐れられているかと言うと、、、、、
壮絶な船酔いが待っているからです、、。(お食事中の方はスミマセン。)
白保沖である石垣島東海岸は、いつも海が荒れていて潜水作業や船上作業はかなりキビシイものがあります。アネロン(酔い止め)は必須です!
白保沖の外洋では、測器の交換(6ヶ月程度でバッテリーが切れてしまうため)や多項目水質計(AAQ)による鉛直プロファイルの測定、採水作業等を行ってきました。
サンゴ礁生態系への人為的な負荷の影響を調べるために、河川に含まれる栄養塩の濃度を調べたり、流域の雨量の計測を行ったりもしています。
また、最近は白保サンゴ礁だけでなく、石西礁湖に流れこむ河川やその流域も対象としているので、メンテナンス範囲もより広くなりました。
石西礁湖に注ぎ込む河川は石垣島からだけでは無いので、石西礁湖に注ぎ込む最大河川である西表島の仲間川流域にも雨量計や水位計の設置や採水にいってきました。
仲間川上流にいざ出発!
亜熱帯域と言えど、2月の河川水は激寒でした。
↑仲間川に水位計を設置しています。凍えそうな江川くんとなぜか元気なRatinoさん。
今回は短い期間での弾丸作業だったので、かなり大変でした。参加したみなさんお疲れさまです!