琉球大学 熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設(8/24~9/9)

サンゴの飼育実験をするために、沖縄本島の瀬底島にある、琉球大学 熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の栗原研究室のラボに行ってきました。

メンバーは、天野くん、出浦くん、私です。
良いところですね~。海が近くにある環境はうらやましい。

天野くんは石垣調査からの連続参加。そして、出浦くんは今回が初参加です。
ということで、無駄に、調査の厳しさを伝えるために、遠泳したり、コンクリートブロックを持って泳いだりしました。このような経験が、いざというとき身を守ることにつながるのです(キリッ!

 

 

 

 

 

←素潜りの練習中

初めは、水中でうまくハンマーを扱えなかった出浦くんも、だんだんと水中作業が上手になってきました。

これも修行の成果!

 

 

石垣でもそうでしたが、瀬底でもサンゴの白化はかなり深刻な状況になっていました。

次に、備瀬に行って海草のサンプリングを行いました。

 

備瀬でも、サンゴの白化が深刻で、あまり白化しないだろうと勝手に思っていたユビエダハマサンゴが見事に白化していました。

 

 

サンプリングしたサンゴや海草、海藻の、様々な環境下での代謝応答を測るために、これらを実験室に持ち帰って、代謝の測定実験を行いました。下がその飼育実験装置です。海水の循環装置などは、栗原研のラボの設備を使わせて頂きました。

サンゴなどの一日あたりの光合成速度、石灰化速度、栄養塩の取り込み速度、粘液放出速度などを測るため、ひとたび実験を始めると、24時間ぶっ通しの採水作業になります。

 

↓明け方には、おかしなテンションになっていました。頭大丈夫?

私はその後フィリピン出張が控えていたので9/2まででしたが、学生2人は半狂乱状態になりながらも9/9まで残って実験をがんばっていました。
栗原先生には実験設備を快く使わせて頂き、感謝感謝です。
実験お疲れ様。良いデータが取れるといいですね。

中村

カテゴリー: 実験, 調査 パーマリンク

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