はじめまして!
3ヶ月前にイギリスの交換留学から帰国した、元灘岡研所属の大塚です。
先月、9月2日から25日まで3週間の石垣島現地調査に行ってきました。今回は先生と研究員のLoricさん、プラス学生6人と比較的少人数での調査です。
ちなみに例年、石垣調査は8月に行いますが、今年はスケジュールの関係で1ヶ月遅れての開始です。
そのためか到着早々台風に見舞われたり、高波・暴風の中早朝からフィールドに出たりと、それはもう散々な目にとても貴重な経験ができました。笑
夜も比較的過ごしやすく、クーラーなしのサバイバル環境が、心なしかサバイブしやすかった気がします。
学生は吹通エリアの海域班と白保付近の河川・陸域班と二手に分かれて調査しました。
今回はうみ班の様子を少しだけお伝えします!
マングローブで有名な吹通川河口付近の3箇所、そこから北東に少し離れたエリア1箇所の計4か所が対象でした。各地点で、底質のコドラート調査(地点ごとの水深や植生を記録する作業です)、採水調査、ドローン撮影、流しブイの追跡調査などを行いました。
これはまだ、海が穏やかだった頃。。。
Loricさんが沢山手伝ってくれました。感謝!
水面から状況が分かります。笑 期間中幾度となく訪れた、ボート転覆の危機。
私は参加しませんでしたが、川の河口やマングローブでも調査を行っていました。
↑なんとも良い位置に絶妙な感じの岩が(語彙力)。石垣島の隠れ名スポットですね。このサイトを「ヤギ」と呼んで調査していました。
ちなみに「プライベートビーチ」と呼んでいた別の調査サイトがあるのですが、どう見てもこっちの方がプライベートビーチ感があります。
文字通り雨にも風にもまけず取ったデータ。解析がんばりたいですね・・!
調査の後は、宿周辺の食堂によくお邪魔していました。
昔からお世話になっているばさなり食堂。実は調査前の7月、オーナーのおばちゃんとその息子さんが本土旅行の際に研究室まで来てくださっていました。今後ともお世話になります!
折角の3週間の滞在。調査の合間をぬっての観光です!
鍾乳洞は思ってたより長かった。
出したスマホが本気で吹っ飛ぶかと思いました。そのくらいの暴風。
調査を終えて、何だか心身ともに強くなった気がしています。笑
いろいろ大変なこともありましたが、皆のおかげでとても楽しく有意義な3週間でした!