JCRS参加(11/27~11/30)

高知で開催された、日本サンゴ礁学会第17回大会に参加してきました。

今回はAPCRSの反省を活かし、東大の山本さんに発表の写真を撮っておいて頂きました。ありがとうございます!

発表のタイトルは 『サンゴポリプモデルの拡張に基づくリーフスケール白化シミュレーション』 です。

さて、高知と言えば何といってもカツオです!

高知のカツオのタタキは、藁で焼いているようで、ガスコンロで焼いたのでは味わえないような、非常に豊かな香りがしてとてもおいしかったです。

もちろん、研究面でも有意義な意見交換ができ、とても充実した学会でした。

また、久しぶりにお会いした恩師 中森先生と、北大のポスドク時代に大変お世話になった元ボス 渡邊さんも相変わらずで何よりでした(笑)。

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続・石西礁湖の観測(8/20~8/31)

石西礁湖の観測の続きを、時をさかのぼりお伝えします。

今回も前回同様に環境省・環境研究総合推進費のプロジェクト(代表:灘岡和夫)の一環として、8月20日~8月31日にかけて灘岡研と合同で石西礁湖の調査を行いました。

今回のメインの作業は、6月に設置した測器の回収と、ヨナラ水道の流動環境計測です。回収および再設置は、東工大渡邉さん向さん灘岡研の学生、西海区の鈴木さん、宮崎大の北野さんと共同で行いました。また、地元の船長さん、ダイバーさんにも多大なご協力頂きました。

↑6月に設置したADCPも、台風に飛ばされること無く無事回収できました。右はムーリングブイに取り付けた40m水温アレイを回収している様子です。たった2ヶ月間ですが、エボシガイがびっしり付いて何ともおぞましい姿へと変貌していました。

また、サンゴポリプモデルをベースとしたリーフスケールでのサンゴ白化モデルを開発中なのですが、その検証データを取るべく、白保サンゴ礁域で白化の調査を行いました。 今年の夏は水温が比較的高く、モデル検証にちょうどいい具合に、残念なことに、小規模な白化が確認されました。そこで、サンゴの白化の有無、GPSポイント、種名、水深を泳ぎながら記録していきました。

赤い点がサンゴの白化有無を確認したポイントです。

↑白化してないAcropora pulchra (左)と白化したA. pulchra (右)

これから真面目に解析してかなければなりませんが、場所や水深によって白化の様子が違い、なかなか興味深いデータが取れました。

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APCRS参加(6/22~6/27)

またまた時をさかのぼり、The 3rd Asia-Pacific Coral Reef Symposium (APCRS) に参加した模様をお伝えいたします。

今回で3回目となるAPCRSですが、私は今回初めて参加しました。 開催場所は、台湾の南端、墾丁(Kenting)というところです。 台湾の墾丁は真夏な上に人々の熱気もムンムンでとってもホットな町でした。 ご飯もうまいです!

↑これは最終日に泊まった高雄の夜市と、ずらりと並ぶ海の幸!うまいぞ~!!

いくつか大会の写真をのせようと思ったのですが、大会の写真がほとんどありませんでした、、。 どうやら発表を真剣に聞き過ぎて写真をとるのを忘れてしまったようです。(ということにしておいて下さい。)

なんだかただのグルメレポートのようになってしまいましたが、 『Reef-Scale Modeling System for Evaluating and Predicting Coral Responses to Future Environmental Changes』 というタイトルでちゃんと口頭発表してきましたよ~。

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