こんにちは。M2の出浦です。
本日から六名の学部三年生が二週間、中村研に滞在することになりました。
「中村研、研究室ツアー始めました!」みたいな、冷やし中華始めました的なノリではなく、研究プロジェクトという授業の一環で、2週間ごとに融合系の研究室を体験して回る、いわば研究室体験ツアーみたいなものらしいです。
皆さんとても集中してAizawa氏の研究の話を聞いておられました。素晴らしいです。
短い間ですが皆さん宜しくお願いします!
出浦
こんにちは。M2の出浦です。
本日から六名の学部三年生が二週間、中村研に滞在することになりました。
「中村研、研究室ツアー始めました!」みたいな、冷やし中華始めました的なノリではなく、研究プロジェクトという授業の一環で、2週間ごとに融合系の研究室を体験して回る、いわば研究室体験ツアーみたいなものらしいです。
皆さんとても集中してAizawa氏の研究の話を聞いておられました。素晴らしいです。
短い間ですが皆さん宜しくお願いします!
出浦
更新が滞っていましたが、
4月に入り、新たにB4の小南さんが研究室メンバーに加わりました。
同じく4月から、新たに始まった推進費のサンゴ白化に関連するプロジェクトでLawrence(通称Loric)さんをポスドク研究員として迎えました。
さらにD1としてBaさん、M1の岡本くんも中村研に加わりました。
(Loricさん、Baさん、岡本くんは元々灘岡研で、研究やゼミも一緒にやってきましたので、あまりフレッシュな感じはしませんが、、)
また、白井くん、山田くんも新M1となりました。気分新たにがんばっていきましょう!。
皆さんどうぞよろしくお願いします。
↑灘岡研中村研合同Welcome partyの写真
中村
こんにちは。先日、某社の集団面接にてやらかした就活生出浦です。
面接官(石原良純似)「皆さん、緊張されてますか?Aさんどうですか?」
就活生A「他社の選考を何度が経験しましたので、だいぶ慣れてきました」
よしずみ「そうですか~。Bさんは?」
就活生B「今朝も他社の面接をしてきました。」
よしずみ「なるほど~。積極的に就活されているんですね!出浦さんは?」
出浦「はい!若くて綺麗な女性ではないので緊張していません!!!」
・
・
・
よしずみ「はい!ありがとうございました~」
まあ、、、しょうがないですね。
さて、そんな就活生のストレスも吹っ飛ぶような楽しい研究室旅行がありましたのでご報告致します。
3月中旬に中村研&灘岡研の学生で、卒業旅行を兼ねて箱根に行って来ました!
あいちゃんが全て予約してくれたのですが、安くて綺麗な宿でした!
対応も丁寧で来年も行きたいと思います!
現地に集合してから、少し観光。
滝で集合写真。漂う理系感。
灘岡研卒業すると仏みたいになれます。(中央:竹内さん)
貞子にもなれます。
そのあとはお風呂にGO
漢同士は裸の付き合い。
「新・灘岡研の熱い漢」こと佐々木樂の熱い話を中心に人生を語らいました。
こういうのも大事だと思います。
長湯というより、樂の話でのぼせたのかと思いました。
さて、そのあとはおいしいご飯を頂き、飲み会でーす。
詳細は語れませんが、荒野行動より激しいバトルロワイヤルでした。
な?白井君!笑(彼女は当然居ません。)
とっても楽しかったです。あいちゃんありがとう。
(あいちゃんは相澤君の愛称です。女ではありません。ゴリゴリのラグビー野郎です。)
皆で卒業旅行、来年も行きたいですね。
さて、新B4の皆さんはこのブログ、ご覧になっているでしょうか。
みんな土壇場で必死こいてブログを更新していますが、私たち中村研究室ではB4の方が加わることを心より楽しみにしております。
個性豊かな研究室ですが、皆温かくて良い人が共通点だと思います。
(↑だよね?)
以上です。
出浦
研究室の縁の下の力持ちだった天野くんと、研究室の学生第一号の耕太くんが、ついに研究室を巣立っていきました。卒業おめでとう!今後の活躍を期待しています!
研究室にもちょくちょく遊びに来てね!
また、灘岡研助教の渡邉さんもこの春から笹川平和財団 海洋政策研究所に移られることになりました。大変お世話になったので、移られるのは寂しいですが、今後ともよろしくお願いいたします。
白井くんと山田くんは修士課程進学ということで、引き続きよろしくお願いします!
土木謝恩会の写真↑と灘岡研&中村研Farewell Partyの写真↓
中村
こんにちは、新M1の山田です!
2月下旬から3月上旬にかけて、マングローブ林の沿岸生態系応答モデル開発のためのデータを集めるべく、フィリピン・パナイ島、北西沿岸域のKII-Ecoparkで調査してきました!今回はその報告をさせていただきます(^O^)
灘岡先生が代表を務めている、“Comprehensive Assessment and Conservation of Blue CARbon Ecosystem and their Services in the Coral Triangle”、略して“BlueCARES”というSATREPSプロジェクト。
今回の調査はこのプロジェクトの一環で、去年の夏以来の調査でした。
主な調査地はKII-Ecoparkという非常に多くの種類のマングローブ林が生息している自然公園です。
調査その①~KII-Ecopark~
こちらが今回のメイン調査地・KII-Ecopark。
KII-Ecoparkではプロジェクト班ごとにドローンを用いた航空画像の取得や24時間採水、センサーの設置やマングローブ林内の堆積物のサンプリングなどを分担して行ったのですが、私が参加したグループでは、主に林内のカメラ観測や水質観測器の設置、採水を行いました。
カメラ・センサーの設置個所を探しているところ。ボートで移動することもあれば歩いて探すことも。フィリピンはかなり暑いですがマングローブ林に浸かるとちょうどいいぐらいです。
続いてカメラ設置の様子。カメラで水上の葉の流れを捉えます。
調査その②~視察~
調査の中盤~後半では主に、Batan湾、Bakhawan Eco-Parkの視察、Bancal湾の調査をしてきました。
こんな感じの船に乗って視察ポイントまで移動します。
Bancal湾内での水質調査の様子。
Batan湾での打ち合わせの様子。
(左)いかにもって感じのマングローブの木々。(右)左足がぬかるみにハマった同期。
Philippines大学の調査メンバーがドローンを飛ばす様子を見せてくれました。かっちょいい・・・
そして最終日にはPhilippines大学で先生方・吉開さんが今回の調査報告を。
また、報告会でフィリピン大の方が今回の調査を動画にまとめたものを流してくださいました(多分これを見るのが調査概要を知るには一番手っ取り早いです笑)。
その動画がこちら↓↓
なんだこれめちゃくちゃかっこいい・・・
個人的には初めての海外調査・マングローブ調査だったため、知らないことだらけでとても勉強になる調査でした。
今日から4月。気持ち新たに頑張っていきたいと思います(^O^)
文責:山田
2/13に我らの天野くんが修論発表を行いました。
修論タイトルは『沖縄県石西礁湖海域における三次元海水流動・環境シミュレーションを用いたサンゴ白化リスク評価と生残可能性の検討(Assessment of coral bleaching risk by using 3D ocean circulation-environmental simulation in Sekisei lagoon, Okinawa)』です。
英語での発表になりますが、学部のころに比べ格段に発表が上達しており、また、内容的にもとても良かったと思います。
↑天野くん発表中
続きまして、2/20に耕太くん、白井くん、山田くんが卒論発表を行いました。
耕太くんの卒論タイトルは『白保裾礁内における水・熱収支モデルの構築(Development of a water and heat balance model in the Shiraho fringing reef)』です。
色々ヒヤヒヤしましたが、何とか立派に発表してくれて良かったです!
↑耕太くん発表中
続いて白井君です。卒論タイトルは『流動環境下における造礁サンゴ群集の代謝応答の現場観測(In situ measurement of coral community metabolism under various flow conditions)』です。
難しいテーマにも関わらず、根気強く良くがんばってくれました!
↑白井くん発表中
山田くんの卒論タイトルは『Google Earth画像を用いたspectral unmixing法によるサンゴ礁域の水深および生物群集被度の同時推定(Mapping bathymetry and benthic coverages of coral reef area by spectral unmixing technique using Google Earth image)』です。
こつこつと研究に取り組んでくれて、良い研究成果になったと思います。発表もバッチリでした!
↑山田くん発表中
みなさん、発表お疲れ様でした!
中村
お久しぶりです。M1生活あとわずか…の出浦です。
好きな言葉は「○にはボラギノール」です。
(最近まで修士中間発表とか何やらで忙しすぎてお尻にて疲労が爆発しました。あの薬、すごいですね)
さて、久しぶりの投稿ですが、
研究室選択で悩んでいるB3の方々や、大学院から中村研で研究したい!という人、いるかと思いますので(いるよね…?)、最近あったことを真面目に書きたいと思います。
11月23日から4日間、東工大大岡山キャンパスにて日本サンゴ礁学会第20回大会が行われました。
中村研からはM2天野さん、M1相澤君、M1中山さん、B4白井君、B4山田君、B4こうたさんが発表者として参加しました。
私含めその他のメンバーも本学で行われたため、運営の手伝い等々で学会に関わらさせていただきました。
天野さんが受付で仕事をする様子です、笑
ポスター発表時の白井君です。(依然として彼女募集中です。)
こうたさんです。(元気いっぱいです。)
山田君です。「Goolge earth 画像を用いたSpectral Unmixing法によるサンゴ礁域の水深及び生物群集被度の同時推定」というテーマで発表です。
様々な研究者の方から質問されていましたが、積極的にディスカッションしている姿が印象的でした。
中山さんです。(カメラ目線です。)
<白井のコメント>
今回は東工大でサンゴ礁学会が開催されましたが、次回は別の場所での開催です。 (どこかは決まってません。) サンゴ礁学会に加えて小旅行に行けるかも!?って期待してます。九州には上陸したことないので、行ってみたいですね~
白井からは以上です!
2017年度の後学期(3Q)より、中村研に新たに2人のメンバーが加わりました!
一人目はインドネシアからの留学生でLAPAN(インドネシア国立航空宇宙研究所)のリモセンを専門とする研究員で博士課程に入学したYennie MARINIさんです。
二人目も同じくインドネシアのITB(バンドン工科大学)からの留学生で修士課程に入学したFaisal AMRI君です。
Selamat datang di Tokyo Tech!
(インドネシア語でWelcome to Tokyo Tech! と書いたつもり、、、)
中村
こんにちわ、花粉症で苦しんでいます、中村隆志研究室の新M2の相澤です。
今回は遅れて先生に怒られたのでいまさら、去年の9月の調査を書かせていただきます!(きちんとした調査の内容はM1の優秀な山田君が書いてくれていますので、僕は僕の視点からの記事を書いていきます。)
フィリピン調査はフィリピンの中西部に位置するフィリピン・パナイ島のに調査に行ってきました!(フィリピンでも田舎です!そのおかげで日本ではあまり見ることの出来ない光景を見ることが出来ました)
その中でも北西沿岸域のパナイ島第二(?)の都市、カリボにあるKII-Ecoparkで調査をしてきました!
これがカリボ国際空港です!(国際空港とは思えない恐ろしい小ささ、そして何より空港従業員のやる気のなさに圧倒されました)
今回は初めてということでかなりワクワクしたフィリピン調査でした。BlueCARESというプロジェクトの一環で、JICAの方とも一緒に調査させていただきました(BlueCARESに関してはいっぱい記事が出てくると思うのでそちらを参照してください)
(滞在先のホテルの最終日にホテルのフロントの子に写真をお願いされて、めちゃくちゃ照れながら写真に写る僕。なぜかフィリピンでは女の子に写真をせがまれることが多かったです。日本では一回もないのに。あぁフィリピンに永住したい。)
では、真面目な話として「なんで君わざわざフィリピン行って調査しているの?」という話をさせていただきます。結論としては、フィリピンの沿岸環境の現状が今非常に良くないからです。これがカリボ付近のマングローブ林の航空写真なのですが、田んぼ?みたいのが一杯ありますよね。
これ全部エビの養殖池なんです。本来はマングローブのあるべきであり、あった場所でした。切り開いてしまったのです。地元の経済のためにマングローブ林を切り開き、養殖池として活用し、地域貢献出来ているなら多少は仕方ない…と思ってしまいますが、(これ言うとマングローブLOVEの人にだいぶ怒られそうですが…)
この養殖池の多くは放置されているんです。(切り開いた最初の数年は養殖出来るが、少しするとエビの疫病が蔓延し養殖池が使い物にならなくなってしまうのです。そして池を捨てて別の場所で切り開き…みたいのを繰り返してしまっています。もっと知りたい人は「エビ養殖 マングローブ」で検索してみてください。)
(放棄されたエビの養殖池)
マングローブは沿岸環境になくてはならないものです。エビ養殖で数年サイクルで利益をあげ池を放置し逃げた養殖業者。この人達だけが儲かり、残された住民はたまったものじゃありません。(簡単に言うと沿岸の生態系に多くの栄養を送れるのがマングローブだけなんです。これも興味をもたれた方は調べてみてください。また、「そのようなビジネスモデルを生み出した社会が悪い」という考え方もありますが、今回それは置いておいてください。)
ではどうやって残された人達のために放置池をマングローブ林に戻そうか。これが今フィリピンで相当重要な課題になっていくのかと思います。またフィリピンに限らず多くの東南アジア諸国で同じ現象が起きてしまっています。
このエビ養殖池は問題の一例に過ぎません。他にもマングローブ林減少に負けない深刻な様々な問題が起きています。これが沿岸環境の現状です。これが私が捉えている調査意義そして研究意義です。
最後はすこし堅くなってしまいました。
私自身は石垣島ではマングローブの葉っぱを調査していたら観光していたカップルに不審者扱いされましたが、この夏の石垣島およびフィリピンの調査は、私にとって新鮮であり、非常に楽しかったです。(調査の詳細な内容については他の記事を参照してください。)
最後に私事を。
この2018年度は本当に多くのことにチャレンジしなければならないので、とにかく気合を入れて毎日全力で過ごすのを目標とし、頑張れたらなと思います。
私はこのような場合ガス欠を起こしてしまうことが多々あるので、この「ガス欠」を無くし、持久力を高めて、常に気合の入った人間になるのを目標とし、頑張ります。
ご精読ありがとうございました。
相澤
お久しぶりです。M1の出浦です。
遅ればせながら8月~9月に行われた石垣島調査の様子をお伝えしたいと思います。
私は他の中村研メンバーより早入りで調査を開始した(8/9~8/28)のでその部分について書きたいと思います。
各役場に調査の挨拶を済ませた後は、地元の方々のお声をお聞きすることも兼ねて、完全装備でカヌーに乗ってマングローブを案内して頂きました。
私を含めほとんどが初心者マングローバーだったので、皆マングローブ内はどんな危険な目に遭うのかとびくびくしていましたが、蜂どころか蚊もいない天国のような環境でした。
(行く前は土に触れると膿み、蛇や蜂の大群に襲われると思ってた…)
ちなみにこのカヌー、転覆することは四年に一度位しかないそうですが、我らが体育会系マングローバー達は2艇/2艇転覆させるという天文学的確立の大惨事を引き起こしました。(写真はラグビー部とサッカー部の船。)
その後私はシミュレーションの検証のために、道なき道を行き吹通マングローブ林の支流に水位計を設置し流量の観測をしたり、
(※写真の場所はハブが出るので行かれる方はご注意ください!!)
マングローブ域内を歩き回り塩分濃度や標高データを集めたりしました。
(↑たった一文ですがこれが相当大変な作業でした…笑)
写真はB4の白井君です。(彼女は居ません募集中です。)
また、その他のマングローバーは物質循環を調べるためにコドラート内の落ち葉(リター)の動きをカメラを設置して調査したり、葉の分解過程を調査したりしました。
(写真の吉開さん(左)、天野さん(右)には調査内容から現場での作業まで大変お世話になりました、ありがとうございました。)
陸域の岡本君(灘岡研B4)を手伝うことも…
夜中でも雨が降れば川へ飛んでく姿は研究者として素晴らしいなと思いました!
(岡本君も彼女は居ません、募集中です)
夜は沖縄の美味しいご飯とお酒を楽しみながら、翌日へ向けてパワーを充電!!
充電??(飲み過ぎ。。。)
他にも色々あって全ては書ききれませんが、まとめとしてはざっくりですが…
やはり調査は大変だなあと改めて思い知らされました。
マングローブや、サンゴ礁の広がる海は壮大で美しいなと…
あと、東京ではガンガンにしているクーラーがない生活も余裕だなと。
調査は帰ってきてからが重要とは分かってはいますが…
頑張りたいと思います…笑
出浦